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SPFレコード記載の為、SPIRAL ver.2の送信元IPアドレスを知りたい。

送信ドメイン認証技術SPF(Sender Policy Framework)は、本来Envelope-Fromドメインと送信元IPの関係を認証する技術ですが、一部の受信側においては、差出人メールアドレス(Header-From)のドメインに対して、送信元IP情報としてのSPFレコードを確認し、受信メールを認証する場合があります。

 


(参考)ドコモ/送信ドメイン認証(Sender ID/SPF)について

『SPF(TXT)レコードの確認には、メールヘッダのFROMフィールドを使用します。なお、メールヘッダのFROMフィールドが存在しない場合はエンベロープFROMを使用します。』

 

SPIRAL ver.2をご利用になる上で、これに対応する場合には、お客様側で管理している差出人メールアドレス(Header-From)ドメインのDNS上にSPIRAL ver.2の送信元IP情報を宣言する必要がありますが、SPIRAL ver.2では高速配信の実現を目的とした配信サーバやIPアドレスのチューニングを常時実施しており、配信元のIPアドレスが変わる可能性があるため、個別に送信元IPを宣言するのは有効ではありません。

これを解決する為に、SPIRAL ver.2の送信元ドメイン「spiral-platform.com」でincludeする記載をお願いしております。

 

※SPIRAL ver.2から一斉配信するメールのEnvelope-Fromドメインは、配信環境がSPIRAL側にあり、配信エラーなどの状況を把握する為、SPIRAL側のドメイン(spiral-platform.com)となります。メール受信者が目にする差出人メールアドレスとそのドメインについては、ご利用企業様指定のアドレスとドメインとなります。

SPF(TXT)レコードの設定方法

設定例

example.co.jp. IN TXT "v=spf1 ip4:XXX.XXX.XXX.XXX/yy include:spiral-platform.com ~all"

「example.co.jp」は、差出人メールアドレス(Header-From)で利用するドメイン例です。
「XXX.XXX.XXX.XXX/yy」は、上記ドメインから既に送信に使用している配信サーバのIPアドレスを記載している場合の例です。

 

※参考サイト

SPF レコードの例(ナリタイ)

間違いから学ぶSPFレコードの正しい書き方(インターネット協会)

ホスティングサービス上でのSPFレコード登録

ホスティングサービスなどでSPFレコードを登録されたい場合は、ご利用サービスのDNS設定画面などでSPFレコードを登録してください。詳しい設定方法などにつきましては、各サービス提供会社へお問い合わせください。

設定したSPFレコードの確認方法

以下のサイトにてSPFレコードの記載状況が確認いただけます。

SPF Surveyor

Mxtoolbox

SPFレコード内のinclude回数について

RFC4408にて、SPFレコードに設定するinclude回数は10回までと制限されていますので、既に複数のincludeを追加されている場合、include回数の合計にご注意ください。

「spiral-platform.com」ドメインのinclude回数は1回です。
「spiral-platform.com」ドメインをSPFレコードに追加すると、include回数は1回分追加されます。