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配信要件の項目でNGが出た場合の対処方法について

最終更新日:2024年04月11日

SPIRAL ver.1 では、各配信設定時に「DKIM作成者署名の設定」「DMARCの宣言」「オプトアウトフィールドの設定」への対応を必要としています。
ユーザーが設定している配信設定が上記3項目を満たしているかを配信設定一覧から確認できます。

※上記3項目を満たしていない場合に配信要件のステータスは「NG」と表示されますが、配信は可能です。

 

なお、配信設定一覧に「配信要件」が表示されない場合、EXPRESS2一覧表示の設定を「シンプルタイプ」に切り替えてご確認ください。

切り替え方法は、配信共通設定の「EXPRESS2一覧表示切り替え」をご確認ください。

 

例:EXPRESS2

 

ステータス 配信設定
OK 「DKIM作成者署名の設定」「DMARCの宣言」「オプトアウトフィールドの設定」の対応が全て完了している
NG 「DKIM作成者署名の設定」「DMARCの宣言」「オプトアウトフィールドの設定」のいずれかもしくは全てが対応されていない

※下記「NGが出た際の対処方法」をご参照ください

 

NGが出た際の対処方法

設定一覧上のステータスをクリックし、詳細ページを表示します。

詳細ページではどの項目がNGになっているのか記載がありますので、NGの項目をご確認いただき対応ください。

※結果は現時点の設定に基づいて判定しています。
既に配信済みの場合も、配信当時ではなく現時点の結果を表示しています。

 

項目 NGになる条件 対処方法
DKIM ・公開鍵がDNS上に設置されていない(NG:宣言なし)

・「第三者署名」が指定されている(NG:非推奨(第三者署名))
・「作成者署名」を設定しているが検証結果が”fail”となっている 

 (NG:鍵検証で失敗)
・DNSへの接続でエラーが発生している(NG:検証失敗)

・DKIMの「作成者署名」を設定し、検証を”pass”する
・DNSの状況を確認し、接続ができるようにする
DKIM署名ドメイン管理>(2)差出人メールアドレスのドメインで署名(作成者署名)する場合
DMARC ・DMARCが宣言されていない(NG:宣言なし)

・DKIMで「作成者署名」が設定されていない、

 もしくはDKIM検証で失敗している(NG:DKIMエラー)
・DMARCの宣言はしているが検証結果が”fail”となっている

 (NG:アラインメント検証失敗)
・DNSへの接続でエラーが発生している(NG:検証失敗)

・送信ドメインに対してDMARCを宣言し、検証を”pass”する
・DNSの状況を確認し、接続ができるようにする
送信ドメイン認証技術>DMARCに対応する場合
オプトアウト オプトアウトフィールドをリスト設定に指定していない

NG:未設定)

配信設定のリスト設定「オプトアウトフィールド」にオプトアウトフィールドを指定する

配信停止を受け付けたい>オプトアウト設定による停止(解除)方法>2.オプトアウト配信時の設定

上記を全て満たしている場合に「NG」と表示される際には配信設定の再保存を行うことで解消する可能性がございます。
また、時間経過で解消する場合もございますので、上記各設定や配信設定の再保存を行ってもNGと表示される場合には、
恐れ入りますがお時間を空けて再度ご確認ください。

 

■DMARCレコードを宣言しているのに配信要件で「NG(アライメント検証失敗)」と表示される場合について
DMARCレコードを正しく宣言しているにもかかわらず、配信要件の画面上でDMARCの結果が「NG(アライメント検証失敗)」と表示される場合がある事象を確認しています。
現在、画面上に正しく結果が反映されるように修正を検討しておりますので、修正の目途がきまりましたらお知らせいたします。
※DMARCレコードの設定の確認についてはDMARCレコードのチェックツールなどを利用するか、実際に配信したメールのヘッダー情報をご確認ください。

 

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