2024年2月16日(金)

【システム開発会社様向け】よくある課題3つとSPIRAL ver.2による解決策と活用例のご紹介

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「ユーザの要求が曖昧で要件の変更追加が発生」
「人材不足」
「高難易度かつ短納期なプロジェクトが増加」

システム開発でこんな課題はありませんか?
本記事では上記で挙げているシステム開発会社によくある課題3つを挙げ、ローコード開発ツール「SPIRAL ver.2」による解決方法と活用事例をお伝えいたします。
この記事はこんな方におすすめです
・システム開発会社の管理職の方/ツール導入選定をされている方
・システム開発においてセキュリティや品質管理に課題を感じている方
・SPIRALを利用中のSDPパートナー様

■「SPIRAL ver.2」とは
Webサイトや業務アプリの作成ができるローコード開発プラットフォームです。
詳細はSPIRAL ver.2サービスサイトからご覧いただけます。

システム開発業界を取り巻く環境

インターネットやスマートフォンの普及に加えコロナやDX化の影響により、様々な業務のデジタル化が進んでいます。
しかしながら経済産業省からは「2025年の壁」や「2030年問題」からIT人材不足が加速していくと発表されています。
システム開発会社は今後直面する人材不足と、変化していくユーザの要求に応えられるよう対策をしていくことが重要です。

システム開発会社よくある課題3選

課題1)ユーザの要件が曖昧で変更追加が発生
先が予測しずらい時代背景から、ユーザの要件も曖昧化、複雑化する傾向にあります。
プロジェクトを進めている途中で追加の要件や変更が多く、想定していなかったタスクが増えていると感じることも多いのではないでしょうか。

課題2)人材不足
人材不足が進むと「労働時間の長時間化」「案件の取りこぼし」「ユーザの要求に応えられない」等の問題が発生する可能性があるため、IT人材の採用や育成が急務となります。

課題3) 高難易度かつ短納期なプロジェクトが増加
現在ユーザー企業では内製化がトレンド傾向にありますが、高難易度なシステムは外注するため、開発会社への要求は高まりつつあります。
更に個人情報を取り扱う場合はセキュリティリスクの考慮もこれまで以上に求められます。
またユーザ企業はデジタル化が急務のため短納期の相談も増えています。

これらの課題に対して、「SPIRAL ver.2」を用いるとどのように解決できるのかをご説明いたします。

SPIRAL ver.2を活用した課題解決方法

課題1)ユーザの要件が曖昧で変更追加が発生
この課題はSPIRAL ver.2のアーキテクチャを活かし、ユーザとのコミュニケーションを円滑にすることで解決できます。

プロトタイプでイメージのすり合わせを早期に実現
SPIRAL ver.2はノーコードである程度システム開発を行うことができるため、簡易的にプロトタイプを作成し、早期にユーザがシステムに触れる機会を提供することができます。
システムのイメージを目で確認できることで認識の齟齬が生みづらく、またユーザは要件を整理しやすくなります。

▼ビジュアル設定でページ作成
図2

▼管理画面は自動生成
図2

手戻りが少ない開発工程
SPIRAL ver.2は、権限管理機能とアプリケーションが分離しています。
通常のシステム開発であれば、アプリケーションの機能や設定を変更する場合、権限周りの影響も踏まえて再設計するところからやり直す必要がありますが、SPIRAL ver.2ではそこまで戻る必要はありません。

図2
メンテナンス性が高いため、改修などの保守業務もしやすくなります。
メリット:ユーザとの円滑なコミュニケーションや手戻りが少ない開発が可能
課題2)人材不足
この課題は、SPIRAL ver.2のローコードの特性を活かし、業務効率化することで解決できます。
開発の効率化
SPIRAL ver.2は基本機能をブロックのように組み合わせて開発ができるため、コーディング量を減らすことができ、工数削減につながります。
また基本機能で作成した部分は品質の担保がされており、テスト工数も削減することができます。
採用育成の効率化
SPIRAL ver.2は操作を覚えることでwebフォームや認証機能、権限管理などを簡単に実装することができます。
スキルがあまり高くない人材でも難易度の高い案件にチャレンジしやすくなったり、スキルに応じて作業分担をしたりすることで、役割の最適化につながります。
案件対応の効率化
SPIRAL ver.2は制作物を納品後、クライアントに運用保守を移管しやすくなっています。
その理由は、柔軟な権限管理機能が付いた操作画面にあります。

▼ユーザ一覧画面
例えば、メール配信の運用とサイトの軽微な文言修正はクライアントで行いたい場合、関連する権限のみ付与するなどの設定が可能です。

▼権限設定画面
参考:【ユーザ・グループ・アプリロール】権限付与の3大ポイント
このようにクライアントの業務に関する操作権限に絞ることで、クライアントサイドでも安全に運用していただくことができるため、手離れが良くより多くの新規案件に対応することができるようになります。
メリット:工数削減、人材の最適化、手離れの良い案件対応が可能
課題3)高難易度かつ短納期なプロジェクトが増加
この課題は、SPIRAL ver.2のセキュリティとカスタマイズ性で解決できます。
安全なデータ管理
SPIRAL ver.2は、お客様が運用される大切な情報を守るため、万全のセキュリティ対策を行っています。
不正アクセス対策 、Web通信の暗号化対策 、サーバーの監視体制 、データのバックアップ対策 、障害検知・復旧体制、データセンターの選定条件等、安心してご利用いただくための対策を講じています。

図2
インフラ周りの準備やセキュリティ対策はSPIRAL ver.2に任せることができるため、アプリケーションの開発に注力することができます。
SPIRAL ver.2セキュリティ対策の詳細はこちらからご覧いただけます。
安全な標準機能
SPIRAL ver.2の各機能は第三者脆弱性診断で最高評価のAを取得しております。
特に、攻撃の標的になりやすいWebフォームや認証ページはXSS対策がされており、またDBの値を安全に扱える機能等があります。
したがって多くの時間を必要とする脆弱性対策の工数を削減することがきます。

▼詳しくはこちら
2024年2月5日(月)
MKupdate vol.29「エシカルハッカーに学ぶSPIRALのセキュリティ」

安全なカスタマイズ環境(API)
SPIRAL ver.2はAPIを利用することで基幹システムや外部サービスとの連携が可能です。
すべての操作が行えるAPIは一見便利に見えますが、万が一、APIキーが漏洩してしまった場合データの不正アクセスにつながります。
セキュリティ向上とAPIを安全にご使用いただくために、SPIRAL ver.2ではAPIキー(APIエージェント)に権限設定を行ってAPIを使用する仕組みとなっております。

図2

個人情報の取り扱いやカスタマイズを伴う高難易度な案件でも、SPIRAL ver.2のセキュリティとローコード開発の特性を活かすことで安全かつスピーディに対応することができます。

メリット:カスタマイズ案件もローコードでセキュアに対応可能
\SPIRAL ver.2を使ったシステム開発にご興味のある方はこちら/

web制作業界でのSPIRAL ver.2活用事例

活用事例1)株式会社アグレックス様(SDP)
sales
エンドユーザーとのコミュニケーションが円滑になったり、エンドユーザーの満足度が向上したりといったメリットは、お客様も感じているのではないでしょうか。
また、システムやWebサイトの実装までのリードタイムが縮んだことで、プロジェクトが円滑に進むようになりました。
BPO×SPIRALで様々な用途の受付システムを短期間で構築。
付加価値向上により関連サービスは2倍の売上成長を実現!
活用事例2)株式会社ワンゴジュウゴ様(SDP)
engineer
主に会員情報を扱う案件や、セキュリティ要件が厳しい案件などに関しては、部内ではSPIRALを提案しようという動きが定着していると思います。
SPIRALを使って開発するエンジニアを強力に支援!
開発プロジェクトを成功に導く内製化・開発支援サービス

開発パートナー様を支援する体制

当社ではパートナー様向けにパートナープログラム(SDP)を始め、イベント、開発支援サービスを提供しております。
詳しくは パートナーページをご確認ください。

まとめ

おさらいとして、ポイントを以下にまとめました。
課題1)ユーザの要件が曖昧で変更や追加が発生
解決)SPIRAL ver.2のアーキテクチャを活かし、ユーザとのコミュニケーションを円滑にすることで解決
メリット)ユーザとの円滑なコミュニケーションや手戻りが少ない開発が可能
課題2)人材不足
解決)SPIRAL ver.2のローコードの特性を活かし、業務効率化することで解決
メリット)工数削減、人材の最適化、手離れの良い案件対応が可能
課題3)高難易度かつ短納期なプロジェクトが増加
解決)SPIRAL ver.2のセキュリティとカスタマイズ性で解決
メリット)カスタマイズ案件もローコードでセキュアに対応可能
さいごに
いかがでしたでしょうか?ご担当者様の課題解決におけるヒントになりましたら幸いです。
SPIRAL ver.2は今後もアップデートを続け、進化して参ります。(過去のアップデートについてはこちら

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この記事を書いた人

内製化支援チーム