2024年2月1日(木)

【広告代理店様向け】よくある課題3つとSPIRAL ver.2による解決策と活用例のご紹介

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「特急案件やスポット案件が頻繁に発生しスケジュールに追われている」
「クライアントへシステムを納品した後、手離れを良くしたい」
「顧客接点領域アプリはデザインにこだわりたい」

広告代理店業界でこんな課題はありませんか?
イベントやキャンペーンの企画・運営、プロモーション設計、特設サイトの立ち上げなど業務は多岐に渡るでしょう。
本記事では広告代理店によくある課題3つを挙げ、ローコード開発ツール 「SPIRAL ver.2」による解決方法と活用例をお伝えいたします。
この記事はこんな方におすすめです
・広告代理店で企画・制作案件をディレクションされている方/ツール導入選定をされている方
・広告代理店で業務の効率化に課題を感じている方

■「SPIRAL ver.2」とは
Webサイトや業務アプリの作成ができるローコード開発プラットフォームです。
詳細はSPIRAL ver.2サービスサイトからご覧いただけます。

広告代理店業界をとりまく環境

最近の広告戦略ではインターネットの急激な普及に伴い、オンラインメディアの役割が大きくなっています。
SNS、メッセージングアプリ、動画プラットフォームなどは効果的な広告の展開に不可欠なツールとして位置づけられています。
また、顧客情報の収集と活用の重要性も高まっています。
このように複数のメディアを組み合わせてターゲットに訴えかける戦略は現在の標準となっており、広告代理店はクライアントの広告プロジェクトを一貫して手掛ける傾向が強まっています。

広告代理店業界よくある課題3選

課題1)特急案件やスポット案件が頻繁に発生しスケジュールに追われている
広告業界では、季節性や突発性のイベントや市場動向に合わせた即座の対応が多いことからクライアントからの特急案件やスポット案件が頻繁に発生します。
複数案件を同時並行することも少なくなく、担当者はスケジュールに追われることがあり、案件を迅速に対応していく必要があります。

課題2) クライアントへシステムを納品した後、手離れを良くしたい
システム納品後にクライアントから、システムの運用方法の確認やエラー発生時の問い合わせ、文言修正の要望など多くの問い合わせが想定されます。
このような納品後の問い合わせを少なくできれば業務負荷が軽減し、新たなプロジェクトにリソースを集中しやすくなります。
クライアントは、システムの適切な利用やメンテナンスが可能となり満足度が向上します。

課題3) 顧客接点領域はデザインにこだわりたい
顧客接点領域においてはデザインがブランドイメージの構築やメッセージの伝達に大きく寄与し、広告効果を十分に引き上げます。
そのため広告代理店は、クライアントの要望やブランドの特徴を理解し、効果的なデザインを提供することが求められています。
図3
これらの課題に対して「SPIRAL ver.2」を用いるとどのように解決できるのかをご説明いたします。

SPIRAL ver.2を活用した課題解決方法

課題1)特急案件やスポット案件が頻繁に発生しスケジュールに追われている

この課題へは、SPIRAL ver.2の”ローコード開発”の特性によって解決できます。
ローコード開発プラットフォームは、事前に用意されたパーツや機能モジュールを組み合わせてコーディングの必要を最小限に抑えながらクリック操作でアプリケーションを開発できます。
これにより、スキルや知識が限られているユーザーや迅速な進行が求められるプロジェクトにおいても、速くて柔軟性のある開発が実現できます。

図4
そしてSPIRAL ver.2は、データ運用者が利用するための画面が標準提供でされているため、運用者用フローの開発の必要がありません。これが大幅な工数削減に繋がります。

▼標準で用意されているデータ運用者用の画面

図5
▼データ運用者用の画面の項目や並び順の変更、操作権限の付与もクリック操作で簡単に行なえます。
図6
さらに、貴社のリソースやプロジェクトのスケジュールといったご状況に応じて、以下のサービスもご活用いただけます。

・ソリューションサービス・・・弊社へ開発プロジェクトを委託できます。
・内製化・開発支援サービス・・・貴社で行う開発を支援します。詳細はこちら
メリット:スピーディーな開発。状況に応じて、開発代行 or 自社開発 (支援サービスも有)を活用し、短納期を実現!
課題2) クライアントへシステムを納品した後、手離れを良くしたい

手離れを良くする方法として、クライアント自身でアプリの修正やトラブル対応といった運用を行ってもらうことが重要になります。 SPIRAL ver.2は、柔軟な権限管理機能があり、クライアントに、必要な操作権限を柔軟に付与することが可能です。
柔軟な権限管理機能
▼アカウントに招待しているユーザ一覧
例えば、メール配信の運用とサイトの軽微な文言修正をクライアント自身で行ってもらいたい場合、関連する権限のみ付与するといった設定が可能です。

▼権限設定画面
参考:【ユーザ・グループ・アプリロール】権限付与の3大ポイント
このようにクライアントの業務に関する操作権限に絞ることで、クライアントサイドでも安全に運用していただくことが可能です。
わかりやすい操作性
SPIRAL ver.2は直感的な操作でアプリを設定できる範囲が広いため、プログラムの知識や開発経験が無いクライアントでも、文言修正やフォーム項目変更が簡単に行えます。

▼直感的な操作でフォーム項目の追加、順番の変更、文言修正ができる
図7
そして、トラブル発生時にもクライアント自身で解決しやすい管理画面となっています。 例えば会員サイトのユーザから「ログインできない」といったお問い合わせがあった際、どの経路で誰がいつどんなエラーだったかを管理画面でわかりやすく検索できます。
クライアントが自らエラーログを参照し、迅速に対応策を講じることができますね。

▼会員サイトのログインログ
図8
お役立ちコンテンツ
こうしたトラブル対応やアプリ修正においてやり方に困った際に、クライアントが自分で調査できるようなお役立ちコンテンツを用意しています。
学習コンテンツ、各機能のリファレンス、サポート動画など、日々更新がされておりオンラインでアクセスが可能です。

【開発/運用】SPIRAL ver.2 学習方法のご案内
ナレッジサイト(当サイト)は、SPIRAL®に関するナレッジが集約されるサイトです。
実運用に沿った、​設計、開発、運用方法などを公開しており、日々最新情報を更新しております。

サポートサイトは、SPIRAL ver.2の機能・操作方法・API等のリファレンスです。

どちらのサイトも、キーワード検索ができるようになっており、短時間で疑問を解消していただけますよ。

メリット:クライアントが安全に自立して運用でき、手離れが良くなる!
課題3) 顧客接点領域はデザインにこだわりたい

SPIRAL ver.2は作成したページに対してクリック操作だけでデザインを設定することも可能ですが、 htmlを直接編集したり、CSSやJavaScriptを追加することで独自のデザインを適用することができます。

▼各タブで「body」「head」「CSS」「JavaScript」が切り替えられるUIが特徴です。
図9
これにより、担当者は領域ごとに作業を集中して行うことができます。
ミスが起きにくかったり、デザインの微調整が進めやすいなど効率的な作業環境となっています。

また、知識が無くても簡単に実装できるデザイン系特集記事もナレッジサイトでご紹介しています。
この特集の中にある「コピペCSS」というテンプレートCSSを使えば、コピーアンドペーストするだけで、簡単にリッチなデザインを充てることができますよ。
図10
メリット:独自デザインを作業しやすいUI上で効率よく設定できる!

広告代理店業界でのSPIRAL ver.2活用例

活用例1)イベント管理アプリ
・事務局が見込みリストに集客メールを一斉配信。
・参加希望者は開催中イベント一覧でイベントを選択して申し込みを行う。
・イベント終了時刻には自動で参加へアンケートフォームが配信。
・事務局は、申込み者リスト・アンケート結果を利用者画面から閲覧できる。

図11
活用例2)キャンペーンにおけるWebギフト配信アプリ
・事務局は、ギフトお渡し対象の顧客リストをDBに一括インポートし、メールにてギフト受付フォームを一斉配信する。
・対象者は、送られてきたフォームから希望のギフトを選択すると、サンクスメールにてギフトURLをもらえる。

図12

まとめ

おさらいとして、ポイントを以下にまとめました。
課題1)特急案件やスポット案件が頻繁に発生しスケジュールに追われている
解決)SPIRAL ver.2のローコード開発手法
メリット)スピーディーな開発。状況に応じて、開発代行サービスや内製化・開発支援サービスを活用して短納期を実現!
課題2) クライアントへシステムを納品した後、手離れを良くしたい
>解決) SPIRAL ver.2のわかりやすい操作性・お役立ちコンテンツ・柔軟な権限管理機能
メリット)クライアントが安全に自立して運用でき、手離れが良くなる!
課題3) 顧客接点領域はデザインにこだわりたい
解決)SPIRAL ver.2のソース設定でhtmlの編集や、CSS、JavaScriptの追加が可能
メリット)独自のデザインを作業しやすいUI上で効率よく設定できる!
さいごに
いかがでしたでしょうか?ご担当者様の課題解決におけるヒントになりましたら幸いです。
SPIRAL ver.2は、今後もアップデートを続け、進化していきます。(過去のアップデートについてはこちら

また、これからSPIRAL ver.2をご利用になる方、導入をご検討の方向けにセミナーを開催しています。
デモンストレーションなども交え、SPIRAL ver.2をわかりやすくご紹介いたします。ぜひご参加ください!


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この記事を書いた人

内製化支援チーム