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投稿者: SPIRERS ナレッジ向上チーム 2023年9月6日 (水)

カスタムプログラムを使ってzoomのURLを発行するアプリ ユーザ・グループ・アプリロール・APIエージェント設定

ver.2.26のアップデートにより、DBトリガにカスタムプログラムアクションが追加されました。
このアップデートによりDBトリガの登録、更新、削除トリガをきっかけに、PHPプログラムを実行できるようになりました。
今回は、オンライン商談システムで日程確定後にzoom のURLを発行し、teams に通知するアプリを作成しています。
カスタムプログラムアクションだけでなく、活用方法の参考にしてください。

この記事は ユーザ・グループ・アプリロール設定 のフェーズとなります。

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ユーザ・グループ・アプリロール機能

SPIRAL ver.2の大きな特徴として、アカウント管理者は運用担当者や設定担当者などのユーザをアカウントへ招待し、適切な制限の中で安心して利用できるようクリック操作で権限設定をすることが可能です。
詳しくは アカウントとユーザ をご覧ください。

また、機能概要や権限付与の3大ポイントについては【ユーザ・グループ・アプリロール】権限付与の3大ポイント をご覧ください。

オンライン商談URL発行アプリ登場人物

より具体的に権限付与についてイメージしていただくために、オンライン商談URL発行アプリの登場人物を例にそれぞれの人物にどのような権限を付与するのが適切なのか考えます。
オンライン商談URL発行アプリ 登場人物

アプリを使う人の権限を考える

「アプリを使う人」で日程調整担当 責任者と日程調整 担当者と商談を行う営業担当者に権限を付与します。
※「アカウントを管理する人」「アプリを管理する人」「サイトを開発・改修する人」の権限詳細は
Web申請アプリ ユーザ・アプリロール・グループ設定 に記載していますのでご覧ください。
日程調整担当 責任者について
ユーザ 種別:ライトユーザ ➡アプリ利用のみに制限したいため。
グループ 日程調整担当責任者グループ
└利用アプリ:オンライン商談URL発行アプリ
 ➡オンライン商談URL発行アプリのみの利用に制限したいため。
└管理アプリ:なし
 ➡アプリ管理は行わないため。
└管理サイト:なし
 ➡サイト開発、改修は行わないため。
アプリロール 責任者用_商談調整
<部署DB>
└レコード権限:あり
 ➡部署の追加など、管理を行うため。
└レコード操作権限:すべてのレコード閲覧、変更、削除が可能
└フィールド権限:全フィールド閲覧、変更、削除が可能
└一括操作権限:なし
└メール操作権限:なし

<商談DB>
└レコード権限:なし
└レコード操作権限:すべてのレコード閲覧が可能
└フィールド権限:「日程調整ステータス」「担当部署」「確定商談日」のみ変更が可能
 セレクト項目権限設定にて「日程調整ステータス:未発行、処理中、発行済み」は選択不可に制限
 その他フィールドは閲覧のみ可能
└一括操作権限:なし
└メール操作権限:なし

【アプリロール権限詳細】

※画面上部の「画面」タブでは、一覧や詳細ページの項目の並び順や表示非表示変更が簡単にできます。
日程調整 担当者について
ユーザ 種別:ライトユーザ ➡アプリ利用のみに制限したいため。
グループ 日程調整担当グループ
└利用アプリ:オンライン商談URL発行アプリ
 ➡オンライン商談URL発行アプリのみの利用に制限したいため。
└管理アプリ:なし
 ➡アプリ管理は行わないため。
└管理サイト:なし
 ➡サイト開発、改修は行わないため。
アプリロール 担当者用_商談調整
<部署DB>
└レコード権限:なし
└レコード操作権限:すべてのレコード閲覧が可能
└フィールド権限:全フィールド閲覧が可能
└一括操作権限:なし
└メール操作権限:なし
※部署DBは商談DBから参照されているため、DB権限を解除することができません。
 日程調整担当者は部署管理は行わないため、レコード登録不可/閲覧のみ可 とします。


<商談DB>
└レコード権限:なし
└レコード操作権限:全データ閲覧が可能
└フィールド権限:「日程調整ステータス」「担当部署」「確定商談日」のみ変更が可能
 セレクト項目権限設定にて「日程調整ステータス:未発行、処理中、発行済み」は選択不可に制限
 その他フィールドは閲覧のみ可能
└一括操作権限:なし
└メール操作権限:なし

【アプリロール権限詳細】

※画面上部の「画面」タブでは、一覧や詳細ページの項目の並び順や表示非表示変更が簡単にできます。
営業担当者について
ユーザ 種別:ライトユーザ ➡アプリ利用のみに制限したいため。
グループ 営業1部グループ
└利用アプリ:オンライン商談URL発行アプリ
 ➡オンライン商談URL発行アプリのみの利用に制限したいため。
└管理アプリ:なし
 ➡アプリ管理は行わないため。
└管理サイト:なし
 ➡サイト開発、改修は行わないため。
アプリロール 営業担当者用_商談承諾/キャンセル
<部署DB>
└レコード権限:なし
└レコード操作権限:すべてのレコード閲覧が可能
└フィールド権限:全フィールド閲覧が可能
└一括操作権限:なし
└メール操作権限:なし
※部署DBは商談DBから参照されているため、DB権限を解除することができません。
 営業担当者は部署管理は行わないため、レコード登録不可/閲覧のみ可 とします。


<商談DB>
└レコード権限:なし
└レコード操作権限:担当部署が「営業1部」データのみ閲覧が可能              
└フィールド権限:「営業ステータス」「営業側メモ」のみ変更が可能
その他フィールドは閲覧のみ可能
└一括操作権限:なし
└メール操作権限:なし

【アプリロール権限詳細】

※他の部署用アプリロールも同様に作成します。
※画面上部の「画面」タブでは、一覧や詳細ページの項目の並び順や表示非表示変更が簡単にできます。

APIエージェントの権限を考える

SPIRAL ver.2 ではグループやアプリロールを設定することで、APIエージェントに権限を付与することができます。
そしてAPIエージェントに付与された権限によって、APIを実行する場合には細かい制御ができるようになっています。詳しくは APIメソッドごとの権限設定方法まとめ Record / Record (bulk) をご覧ください。
設定方法については APIエージェント管理 をご覧ください。

オンライン商談URL発行アプリではAPIを下記で使用しています。
「日程調整ステータス」「zoomURL」「zoomURLユーザ通知フラグ」「zoom用パスワード」「zoomミーティングID」を商談DBに格納
APIエージェントについて
グループ オンライン商談URL発行アプリ使用APIグループ
└利用アプリ:オンライン商談URL発行アプリ
 ➡オンライン商談URL発行アプリのみの利用に制限したいため。
└管理アプリ:なし
└管理サイト:なし
アプリロール zoomURL更新API
└DB権限:商談DBのみ「あり」

<商談DB>
└レコード作成権限:なし
└レコード操作権限:すべてのレコード閲覧、変更が可能
 ※仕様上「閲覧」にもチェックを付ける必要があります。
└フィールド権限:「日程調整ステータス」「zoomURL」「zoomURLユーザ通知フラグ」「zoom用パスワード」「zoomミーティングID」のみ変更が可能
 ※仕様上「閲覧」にもチェックを付ける必要があります。
└一括操作権限:なし
└メール操作権限:なし

【アプリロール権限詳細】

最後に

設定後は動作確認を必ず行い、動作に問題がないか確認をしてください。
また、不具合やほかのやり方が知りたい等あれば、下記の「コンテンツに関しての要望はこちら」からご連絡ください。

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解決しない場合はこちら コンテンツに関しての
要望はこちら