設計情報

投稿者: SPIRERS ナレッジ向上チーム 2022年10月7日 (金)

MKupdate vol.13「次回から使おう…ではなく”すぐ使おう!”」

MKupdate vol.13では、10月12日に実施予定のSPIRAL ver.2.21アップデートを取り上げます!
今回、私たちがお伝えしたいメッセージは、次回から使おう…ではなく「すぐ使おう!」です。
アップデートの内容をご紹介しつつ、なぜ「すぐ使おう!」なのかをご説明していきます。
目次
  1. SPIRAL ver.2の開発スケジュールについて
  2. ver.2.21 アップデート概要
  3. アップデートによる体験
  4. これまでのDBトリガをおさらい
  5. これからのDBトリガ
  6. 今回のアップデートでver.2がどう変わるのか
  7. DBトリガのまとめ
  8. 最後に

SPIRAL ver.2の開発スケジュールについて

現在の開発スケジュール
今後ver.2.21(2022年10月)、ver.2.22(2023年1月)とアップデートを予定しています。
ver.2.21のアップデートでは、ver.2の利便性が向上するアップデートが実装されます。
さらに、ver.2.22のアップデートではスケジュールトリガでPHPのプログラムを定期実行できるカスタムプログラムアクションの追加や、参照フィールドのフォーム対応などのアップデートで、SPIRAL ver.1で提供されている主要機能が網羅される予定です。
今回のMKupdate vol.13では、ver.2.21のアップデート内容について説明していきます。

ver.2.21 アップデート概要

郵便番号住所自動補完(オプション提供)
登録/更新フォームブロックにおいて、フォームに入力された日本の郵便番号から紐づく住所情報を自動で入力補完できるようになります。
入力パターンも「都道府県市区町村町域」、「都道府県+市区町村町域」、「都道府県+市区町村+町域」の3パターンから選択できます。
(ver.2.21時点ではソース設定のみ)
DBトリガ拡張(レコードアクションに関数条件追加)
発動条件に関数条件が指定できるようになることで、複雑な発動条件を指定することができるようになります。
また、処理マッピングに関数設定が追加されることで、いままでのマッピングに加えて関数や演算子を使ってデータ処理をした値を格納できるようになります。
更新フォームブロック拡張(ビジュアル設定を追加)
更新フォームブロックの設定方法にビジュアル設定が追加されます。
また、テキストパーツ内に認証レコード値が追加されることで、HTMLを編集することなく画面上のコンテンツ作成や編集が可能となり、マウス操作で簡易的な会員サイトが作成しやすくなります。
利便性改善
登録フォーム拡張(同意に関するチェックボックス対応)
同意チェックボックスパーツを追加することで、個人情報取得にかかる同意項目(チェックボックス)の設定が可能となります。
フォーム上でチェックボックスにチェックを入れることで送信ボタンが有効になる設定を一からソース編集することなく設定できるようになります。
レコードリスト拡張(テキストエリアの文字列改行対応)
レコードリストブロックの設定において、テキストエリアフィールドを追加する際、文字列内の改行表示に対応するソースフォーマットを選択、追加できるようになります。
サイトファイル拡張(Office系拡張子等の追加)
サイト管理画面において、サイトファイルにファイルアップロード可能な拡張子にxlsx、docx、pptxなどのOffice系の拡張子が追加されます。

アップデートによる体験

今回のアップデートを一言でいうと
今回のver.2.21のアップデートについて一言でいうと、次回から使おう…ではなく「すぐ使おう!」と思うアップデートでした。
「他のアプリケーションで機会があったら使ってみよう。」と考えることが多いと思いますが、ver.2.21のアップデートでは、今利用している用途にそのまま機能追加できるようなアップデート内容が多く含まれています。
アップデート時の心境
新機能のアップデートなどがあったとき、「この機能は使える!」とか「新機能を使って提案してみようかな?」と思う一方で、営業やパートナー、エンドユーザーの方は以下のような心境になると思います。
営業 / パートナー
アプリの仕様変えないといけない…
既存アプリに影響あったら怖い…
提案が難しい…
エンドユーザー
何かあったら怖いし変えたくない…
この機能を足すとあれも考えないと…
次回から使おう…
しかし、SPIRAL ver.2は管理画面の利用ユーザの権限を設定するアプリロールとレコード公開範囲、グループといった、業務の変化に耐えられる権限管理機能が下支えをしているうえで、新しい機能がプラスされていく構造になっているため、上記の心境のようなことが起きにくい構造になっています。

この権限を設定する機能が分離されている構造がver.2の一番すごいポイントです。
通常のシステム開発であれば、アプリケーションの機能や設定を変更する場合、権限周りを再設計するところからやり直す必要がありますが、ver.2ではそこまで戻る必要はありません。
表示項目を変えるのはアプリロールで設定できますし、管理する部署を追加する際もグループでその権限を適用するユーザを追加すれば良いだけなので、簡単にシステムの改修が行えるようになっています。
このように、ver.2は新しい機能を手軽に既存のアプリケーションに適用しやすいため、アップデートがあった直後から新機能を試せるプラットフォームとなっています。

ver.2がアップデートされた際は、次回から使おう…ではなく、「すぐ使って試せる!」を体感してみてください!
まとめ
ver.2のアップデートは「次回から使おう…」ではなく「すぐ使おう!」が実現できる
ver.2は権限を設定する機能が分離されているので、システムを改修しやすい。
つくる人/つかう人は気軽に新機能を試せるので、安心して利用でき、営業やパートナーの方にもおすすめしやすい

これまでのDBトリガをおさらい

今回のアップデート内容の1つである「DBトリガ拡張」の説明をする前に、まずはDBトリガの基本をおさらいさせていただきます。

ver.2.18で追加された「DBトリガ」では、レコードの登録/更新/削除をきっかけに、各種アクションを実行することができます。
レコードアクション
自DBへの更新処理と、他DBへの登録/更新/削除を実行することができます。
アクションを複数組み合わせることで、複数DBへの登録や、更新登録といった動作も設定可能です。
非同期アクション
メールアクションでは、レコード内のメールアドレス、または固定のメールアドレスにメール送信をすることができます。

このver.2.18で追加されたDBトリガの機能を使ってアプリを構築したときのメリットとして、以下の2つを上げさせていただきました。
・DBを作成してトリガを設定するだけでデータマッピングやメール送信といった様々なアクションが設定できる
・追加改修をするときや、設定ミスを修正するときに、“丸ごと作りなおし”が発生しない
これらのメリットから、DBトリガ機能の追加によって、「メンテナンス性爆上がり」しているということをお伝えしました。
ver.2.18時点でも魅力を感じるDBトリガですが、今回のver.2.21の「DBトリガ拡張」によって更にどうなるのかをここからご説明させていただきます。

これからのDBトリガ

DBトリガ拡張のアップデート概要
発動条件に関数条件を追加
発動条件に関数や演算子を使用した条件を設定できるようになります。
この関数条件の追加によって、これまでの簡易条件では実現できなかった複雑な発動条件を設定することができます。
処理マッピングに関数設定を追加
処理マッピングに関数や演算子、フィールドの値を組み合わせたデータ処理を設定をできるようになります。
これまではフィールドの値をそのまま自DBや他DBのフィールドに格納することしかできませんでしたが、関数設定の追加によって様々なデータ処理をした値を格納することが可能となります。
どんな設定ができるようになるのか
関数条件を使用した条件指定
・ANDとORを組み合わせた条件
・現在日時(トリガ作動日時)を起算日とした条件
・フィールドの値を演算する条件 など…
関数設定を使用した処理マッピング例
自動発番 コピー
'PB' || LPAD(@DB._id, 5, '0')
出力:PB00001, PB00002, PB00003 ...
姓名の結合 コピー
@DB.nameSei || @DB.nameMei
出力:ナレッジ太郎, ナレッジ花子 ...
1ヶ月後の日付 コピー
NOW() + INTERVAL('1 month')
出力:2022/11/07(トリガ作動日が2022年10月7日の場合)
ランダム値発番 コピー
RANDOM_NUM_ALP(10, '[a-z,I,O,1,0]')
出力:2KQ78WNJ8G, EJSCFB9P4Q, GA47PSTE2W ...

今回のアップデートでver.2がどう変わるのか

ver.2では現時点でも様々なアプリを作成することができますが、今回のアップデートによって、「今までよりも簡単に、正確に、メンテナンス性高く作ることができる」ようになります。
なぜそうなるのかを説明するためにも、今回のバージョンアップ後のDBトリガのメリットをご説明します。
DBトリガのメリット
つくる人にとって
・データ処理がアプリ管理画面上で設定できるため、ページ側でプログラムを利用して実装する必要が無くなる
→構築のボリュームを抑えることができる
→ページ側で処理するよりも、エラーハンドリングなどの考慮が軽減される
つかう人にとって
・データ加工などの手作業を自動化できるため業務効率化できる
→アプリがさらに便利になる。既存アプリへの組み込みもしやすい。
→お客様自身がすぐに追加改修できる
共通
・DBにどんな処理が入っているかが一か所にまとまっていて、視覚的に分かりやすい。
他にも…
・レコードアクションごとに有効/無効の切り替えができ、テストや反映がしやすい
・DBの構成を変える必要があっても、ver.2はフィールドの並び順の変更や追加が容易
・トリガによって取り扱うデータが変わったりフィールドが増えたりしても、アプリロールで簡単に権限設定を行える
このように、アップデート後のDBトリガにはたくさんのメリットがあることが分かるかと思います。
これらのメリットをまとめると、「簡単に設定できて、データの完全性が担保しやすく、メンテナンス性も高い」ということが言えると思います!

DBトリガのまとめ

DBトリガに関数設定が追加されて、さらにパワーアップ!
1.発動条件に関数や演算子を使用した条件を設定できるようになったことで、これまでに対応できなかった複雑な発動条件を設定できるようになる。
2.処理マッピングに関数や演算子、フィールドの値を組み合わせた設定をできるようになることで、自動発番、テキストの結合、データの演算、ランダム値発番など、様々なデータ処理をすることができるようになる。
DBトリガ拡張のこの2つのアップデート内容はぜひ忘れずに覚えておきましょう!
実は、メンテナンス性爆上がり!?
機能やできることが増えても、メンテナンス性は高いままです。
むしろ、ローコードで対応できる範囲が増えているということは、

していると言えます!

最後に

単純にできることが増える、ということだけでなくアップデートによって様々な体験やメリットがあることが伝わりましたら幸いです。
ぜひ、すぐに使えて、メンテナンス性爆上がりなSPIRAL ver.2.21のアップデート機能を使ってみてください!

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